アルファロメオ ジュリエッタ クアドリフォリオ ヴェルデ


アルファロメオホームページより画像引用(http://www.alfaromeo-jp.com/jp/#/models/giulietta)

 かつての名車の名前を復活させたアルファロメオ・ジュリエッタ。日本の輸入車事情といえば、現在ドイツ車が圧倒的であるが、その中に割って入ったイタリア車、本国では2010年頃のデビューだが、2012年、ようやく日本のディーラーでも購入できるようになった。立ち位置としては、147の後継車的な存在になる。とかく「やみつきになる」といわれるアルファロメオの魅力は、いったいどこにあるのだろうか?

 アルファロメオ・ジュリエッタは、大きく分けてふたつのバリエーションがある。「スプリント」と「クアドリフォリオ ヴェルデ」である。両者はエンジンが異なり、前者では1368cc、後者は1742cc、いずれもインタークーラー付きターボを搭載する。小排気量ターボエンジンは、ドイツ車だけでなく、現在の欧州車のトレンドのようで、イタリア車でも同様の手法がとられている。さらに、これも世界的なトレンドであるアイドリングストップ機能も全車に標準装備されている。しかし、パワー的には必要十分なものが与えられており、スプリントで170ps、クアドリフォリオ・ヴェルデでは235psを発揮する。もっとも、クアドリフォリオ・ヴェルデの排気量は約1750ccだが、この排気量には、かの40年前のジュリエッタの影響はあったのだろうか…、などと邪推したくなる。
 さて、アルファロメオのファンを虜にしてやまないのが、エクステリアである。5ドアハッチバックでありながら、クーペのように優雅なスタイルに見せる工夫が随所に見られる。リアドアの、ドアノブが見えないような場所に配置されているあたりは、156にも見られた工夫、強調されたプレスラインや、フロントマスクなどは、最近のアルファロメオに見られる手法で、シンプルでクリーンでありながらも、官能的なところは外さない、といったところである。
 インテリアも魅力のひとつ。スプリントには、車体と同色のダッシュボードパネルがつく。気になったのは、日本人にはもはや必須となったカーナビはどのように付けられるのかしらん、というところ。インパネも、アルファロメオらしく、走って楽しいデザイン。問題は、右ハンドルか左ハンドル、どちらを選ぶかであるが、カタログモデルは右ハンドルのみ。発売記念の限定車として、左ハンドル車が発売されたのだが、本稿執筆時点では、完売間近。左ハンドル車でなければ嫌な方は、決断を急いだ方がよい。ひとつ、難を言わせてもらえば、クアドリフォリオ・ヴェルデは6速マニュアル車のみの発売であるが、右ハンドル車にも、まっとうなフットレストを付けてほしかった…、くらいか。
 ただし、スプリントには、「Alfa TCT」という6速乾式デュアルクラッチオートマチックの設定がある。
 また、「DNA」という、走行モード切替機能が全車標準装備になっている。これは、走行状態に応じて、エンジンのブーストとステアリングの操舵力を調整するもので、D、N、Aの順番にパワーが出る特性になる…、というのが大まかなところ。
 これまでもそうであったが、アルファロメオの自動車は、あるいみ、「格好良いから乗る」という理由が通じるところが魅力である。ならば、個人的なお勧めは、18インチホイールがついてパワーもありながらも、コストパフォーマンスが高いクアドリフォリオ・ヴェルデになるのだが、MT車が苦手な人は、スプリントを選ぶことになるだろう。でも、外観重視の純正18インチホイールを付けて、格好をつけるのが、この車とのつきあい方だろう。

・スペック(クアドリフォリオ・ヴェルデ)
 全長×全幅×全高:4350mm×1800mm×1460mm
 車両重量:1440kg
 エンジン:940A1(直列4気筒DOHC1742cc)
 最高出力・トルク:173kw(235ps)/5500rpm 300Nm(30.6kgm)/4500rpm
 駆動方式:前輪駆動
 価格:\3,880,000

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2012年2月25日 | |

カテゴリー:アルファロメオ

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