MINI COOPER S COUPE


miniホームページより画像引用(http://www.mini.jp/mini_coupe/)

 2011年12月の東京モーターショーで姿を現したMini Coupe。
 来場者の注目を集めた1台ではなかっただろうか?
 Miniはもともと3ドアだが、これは、ルーフラインを低くして、2人乗りクーペとして作られている。
 Mini Coupeの基本モデルは3つ。パワーの低い順番に、自然吸気のCooper、ターボ付きのCooperS、もっとパワフルなJohn Cooper Worksである。今回は、その中からCooperSをメインに、評価しよう。

 現在のMiniのデザインで印象的なのは、タイヤが大きく、フェンダーが薄く見えるところ。まぁ、Miniに関しては、デザイン論がさんざん出ているので、敢えて詳しく書く必要はないかもしれない。
 ただ、念のために書いておくと、2人乗りであり、ルーフ開閉機構はないし、トランクは別スペースではなく、ハッチバックである。欠点ではない。走る部分では問題はない。
 メーカーでは、
「70年代のレース用ヘルメットをモチーフにデザインされた」
 という、ルーフなのだが、その70年代のヘルメットを知らない筆者には、
「単に新鮮な気がする」
 だけの感想である。
 クーペスタイルを持ったことで、ハッチバックMiniと運動性能が異なるというわけではなく、実際、ホイールベースも全長も、通常のMiniと違いはない。だから、ハンドリングは、
「ちょっと軽いことがわかる人にはわかる」
 という位の違いである。
 内装も、運転席にいる限りは、Miniと変わらず、センターメーターにステアリング直後のタコメーターと、配列は同じであり、
「ステアリングの先に計器がないと、何となく寂しい気がする」
 思想が古く、センタータコメーターの好きな筆者にとっては、運転席にいるだけでも、レーシーなものを感じてしまうのだった。
 ついでに可動式のリアスポーラーも備えている。

 エンジンは、4気筒のツインスクロールターボで、184psを出す。
 1.6リッタークラスで、1240kgの車重(サイズの割には重いという気がするが…)を考えると、活発な運動性能が期待できる。
 むろん、最近のターボエンジンは、一昔前のように、高回転域でドッカンとパワーが出るだけ…、なんてことはなく、常用域からほどよくトルクを出してくれるものとなっている。
 さらに、現在の車らしく、アイドリングストップ機構や、ブレーキエネルギー回生システムも付いているという、外観に似合わぬ最新鋭の装備を持っている。
 が、オーバーブーストスイッチというのも付いている。これは、チューニングでいうところのブーストコントローラーみたいなものだろうか? 瞬間的にトルクをアップさせる機構であり、
「市販車がこんなものをつけてよいものだろうか?」
 とも思うし、将来のターボエンジンのチューニングにも、一石を投じる機構だろう。

 ともあれ、MINI COOPER S COUPEは、価格の問題さえクリアできれば、若くて、運転が上手くなりたい方にとっては、サイズが小さいこともあって、十分なパワーもあって、お勧めである。外から見たら、運転の上手い下手が一発でわかってしまう車なのだ。
 それに、6速マニュアル車も選択できるわけだし…。
 腕を磨くにはちょうどよい車と思えるのだった。

・スペック(2.0i-S)
 全長×全幅×全高:3745mm×1685mm×1380mm
 車両重量:1240kg
 最高出力・トルク:135kw(184ps)/65500pm 240Nm/1600-5000rpm
 駆動方式:前輪駆動
 価格:\3,390,000~3,520,000

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2012年1月13日 | |

カテゴリー:BMW

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