東京オートサロン2012 其の弐

 前回に引き続き、1月14日と15日に幕張メッセで開催された、東京オートサロン2012の模様をお伝えしよう。
 幕張メッセは、東京ビッグサイトに比べ、会場は広いのだが、展示スペースが平坦なので、出展が数多くあっても行動しやすい。今回の東京オートサロンは全館使用の状態ではなかったが、東と西で区分けされ、その間の距離が長いという構造の東京ビッグサイト並の展示スペースを使用していたのではないだろうか。できれば、幕張メッセには、もう少し、喫茶店などの休憩スペースが増えると大いに助かる。
 展示自体は、好みの自動車の傾向を問わず楽しめるもの。愛車をドレスアップしたい方にとっては、大いに勉強になる展示会であった。
 東京オートサロンでは、来場者による展示車の投票も行われ、部門別に8つの車が受賞している。
 ちなみに…。
 東京オートサロンの見所、会場内はもちろんだが、穴場的な要素として、来場者用の大駐車場というのがある。そこでオーナーのカスタマイズぶりや、車へのこだわりを発見することがある。車に興味があるのなら、ぜひそういったところもチェックしていただきたい。意外と旧車や珍しい車も多いのである。


 商用車もカスタマイズの対象になるという好例。ダイハツハイゼットをドレスアップしたもの。ペイントだけでなく、車高が下がっていたり、ホイールを交換してあったりなど、チェックするところはいろいろあるのだ。


 カメラ片手に群がる人たち。彼等が何をしているのかといえば…。


 被写体は、ビキニのお姉さんだったりする。一般客来場の日には、このような光景を、展示場の至る所で見ることができた。


 今なおカスタマイズ、チューニングの分野では現役バリバリのS15シルビア。外観は、各種エアロパーツを使ったレーシング仕様で、ホイールとボディの位置関係や、交換されているエアロミラーなど、パーツ類にも要注目である。もちろん、エンジンもチューニングされているのは、フロントから見える大型インタークーラーからも想像できる。


 発売されて間もないプリウスαも、既にドレスアップのベース車になっている。いや、このくらいで驚いていてはいけないだろう。何故か。この続きはもう少し後で書こう。


 東京オートサロンでは、新車やコンセプトカーも展示されるのだが、その中の1台、ABARTH 500。1.4リッターのエンジンにターボで135psの出力。既に299万円の価格で発表されている。日本車向けという証拠に、右ハンドル仕様になっているところも見逃せない。


 いかにも女性ドライバー向けオーラを醸し出しているドレスアップ車を展示しているのが、ムーヴィングカフェ・レーベル。ハートをあしらったエクステリアが特徴。軽自動車や小型車を得意としており、独特のアルミホイールを出品している。


 この通り。
 5本スポークにも見え、ハート型の穴が空いているホイールにも見える。機能性については不明だが、人目をひくアルミホイールであることには違いない。


 ホンダと無限も車両を展示していた。これは無限がチューニングとカスタマイズをしたCR-Z。エコカーでも走りを楽しみたい方にとっては、このような尖ったドレスアップもアリだろう。それに、CR-Zは、ハイブリッド車ながらマニュアルシフトもある。


 ホンダが展示していたS800のコックピット。この頃から日本人は、高回転型エンジンが好きだったようで、これもレッドゾーンが9000rpmになっている高回転型。そういえば、同時に展示されていたBeatも9000rpmまで回っていたことを思い出した。


 東京モーターショーにも出品されていたトヨタSports HYBLID ConceptII。こうなると、低燃費でありながら張りしも楽しめる自動車が、そう遠くない将来に続々と登場しそうな予感がする。


 これは、前回紹介したロードスターベースのレプリカではなく、本物のトヨタ2000GT。ただし、電気自動車に改造されているので、おそらくドライブフィールは、オリジナルとは全くの別物だろう。このような旧車の楽しみ方も模索されているところ。個人的には、FRであるならば、電気自動車でもノープロブレム。


 そう、トヨタもTRD、Tom’sなど、関連のチューニングメーカーをひっさげて出展している。これはTRDによるヴィッツターボのコンセプトカー。中身よりも気になるのは、幅を膨らませたフェンダーあたりで、これが提供されると、トヨタの本気度をあらためて知ることになるだろう。


 先程「驚いてはいけない」と書いた。発売前のトヨタ86に、早くもTRD、Tom’s、モデリスタという、トヨタ系ドレスアップメーカー3社が、それぞれ異なる仕様で出品しているのだ。写真はモデリスタの86。アフターパーツの充実ぶりにも、この車に対する期待の高さが伺える。


 最後に展示会場を遠景から。DADの出展あたりは、大型セダン、ミニバン乗りからも注目されるだろう。手前に見えるのは、ミニバンベースの各種キャンピング仕様だが、このような独自のカスタマイズを行うガレージを探すことができることもまた、東京オートサロンの醍醐味なのである。

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2012年1月19日 | |

カテゴリー:イベント

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