東京モーターショー2011特集 其の伍

 イベントは、終わってからでなければ得られない情報もあって、たとえば、のべ来場者数というのが、その代表的なものである。
東京モーターショー2011の来場者数は、84万2,600人。2009年と比較して、37%の増加だという…、というのは、ニュースサイトからの抜粋。
 幕張メッセよりも規模の小さい東京ビッグサイトに場所を移し、会期を3日短縮したにもかかわらず、立派な数字をたたき出したものと思う。
 ということは、東京モーターショーを、東京ビッグサイトで行ったのは初めてだったということで、幕張メッセで行われる以前は、まだできていなく、今はなき、晴海国際展示場が使われていたのだった。

 東京モーターショー公式ページへのリンク

 もうひとつ。
 東京モーターショーの各ブースでは、最終日にグランドフィナーレを行うところも多い。
特に、最終日は休日であることと、このイベントに注目が集まるため、混雑したことが、報道では発表されている。
 時間がとれるなら、比較的空いている平日がお勧めだが、入場者数の多い日を狙って、特別なイベントが行われることもある。このあたり、日程の決め方の難しいところである。



 プジョー3008は、世界初のハイブリッドディーゼル。4輪駆動で最高出力は200ps。ちょっと背は高いが、プジョーらしいエクステリア。ディーゼルエンジン搭載なので、日本投入は難しいかもしれない。


 プジョー508は、プジョーのラインナップの中でも上級に位置するモデル。日本ではセダンとSWといわれるワゴンが発売されているが、今回はセダンの展示。


 ジャパンプレミアムとして特別に展示されたシトロエンDS5。日本仕様というだけあって、展示車は右ハンドルになっていた。外観も内装も個性的。他人と違う車がよい方にはお勧めだが、日本で発売されるのだろうか? ちなみに、これ、ステーションワゴンである。


 シトロエンDS3 Racingは、1.6リッターターボで207psを発揮する。当初35台のみ輸入される予定だったが、100台以上の受注が殺到。見ることができるだけでも貴重な車なのだ。しかも、これ、右ハンドル仕様なので、日常で使うにも困らない。


 ジャガーのコンパニオンは、高級車のイメージらしく、清楚な白のファッション。


 ジャガーXKR-S。市販されているXKRをベースに、専用チューンにより最大出力550psを発揮する。それでいてCO2排出量にも考慮されている。外観は伝統のジャガーだが、近未来的なクーペなのである。


 レンジローバー・イヴォーククーペ。SUVとクーペをミックスした外観となっている。2012年3月に発売が決まっている。全長4355mm、エンジンは2リッターターボと、比較的小型のSUVとなる。


 いよいよトヨタ、レクサスのブースへ…。


 筆者、個人的にレクサスLFAの実物を見たのはこれが初めて。この角度からは、イタリア製のスーパースポーツと並べても劣らないエクステリアだと思う。…そう、今回の東京モーターショーでは、イタリアメーカーの出展はほとんどなかったのが、ちょっと寂しくはある。ちなみに、展示されていたのは、限定50台生産のニュルブルクリンクパッケージ。


 レクサスGSもフルモデルチェンジが近いようで、新型が展示してあった。写真の450hはハイブリッド。新型はダウンサイジングされたGS250と、GS350Fパッケージも要注目である。


 トヨタの新型コンパクトカー、アクアはプリウスの下位に位置するハイブリッドを搭載している。リッター35.4kmという世界最高の燃費を前面に、宣伝されるだろう。関東自動車のブースにあった、アクアのカスタマイズモデルと比較してみるのも面白い。


 トヨタのコンセプトカー、ファンヴィーのデモンストレーション。ボディー全面をディスプレイデバイスにしたという大胆な構造。ボディーカラーの概念がなくなってしまう。通信のインフラが進化すれば、車はこういう風になるのだろう。


 これもトヨタのコンセプトカー、FCV-R。次世代燃料電池車として作られている。ネットの記事によれば、燃料電池車で4名乗車できるセダンとしたことが革命的だとか。実用はまだ先だが、燃料電池車も研究が続けられている。


 トヨタFT-EVIIIは、2012年の電気自動車市場導入を目指して作られたコンセプトカー。同社のiQに似ていると思った方は鋭い!! ボディーはそのiQベースなのだ。問題は、充電のための電源が100Vか200Vか…、であるのだが…。


 トヨタのブースのコンセプトは、ドラえもんとリボン。どこでもドアの模型で撮影できるようになっていた。ドライブが楽しくなるような車作りを再び行うというメッセージが伝わってきた。「Fun to drive agein」というキーワードね。


 おそらく、東京モーターショー2011の中でもっとも注目が集まった1台、トヨタのハチロク。ボディーに対して、4輪が後ろ寄りなのは、富士重工の影響か? トヨタが放つ久々のFRクーペであり、試作車は以前から雑誌などに載っていた。早くも来月には、某チューニング雑誌が特集を組む…、というのは嘘。


 トヨタのGRMN HYBRID CONCEPT 2。ミッドシップの2シーターオープン。前輪はモーターにより駆動される。とかくハチロクが注目されがちだが、こちらも捨てがたい。ハイブリッドはなくてもいいから、この形でMR-Sの後継として市販されると嬉しい…、これが正直な気持ち。


 かつての70ランドクルーザーを彷彿とされるデザインで展示されているのは、FJクルーザー。新発売と思ったら、2006年から北米で、2010年には日本でも発売されていたのだった。そうなると、フロントウインドウに貼り付けられたプライスタグにも納得するのである。


 ダイハツのコンセプトカーは、コペンの後継とも噂されるディークロス。現在はデザインコンセプトモデルとして展示。ボディーは樹脂製。載せ替え可能である。エンジンは、低燃費でも64psを発揮する直列2気筒。


 ダイハツのもうひとつのコンセプトカーは、2人乗りのピコ。情報を表示させられるボディー周囲のオーナメントが目をひく。軽自動車よりもさらに小さい電気自動車で、最高時速は50km/hである。


 これもダイハツのコンセプトカーである、FC商ケースは、商用車として使えるようにデザインされたもの。四角いボディが目をひくが、本当は最新の燃料電池車として開発されているところが、すごいのである。


 車の中ではロングセラーとなっているコペン。ディーラーでも発売されているが、BBSホイールとビルシュタインのダンパーを装備した特別モデル。


 東京モーターショーに出展されているのは、自動車関連メーカーだけではない。フジテレビなどのマスコミ、各種の出版関連があった。雑誌のバックナンバーも、会場で購買可能だった。


 映画、「カーズ」シリーズに登場するマックゥイーンの実物大? …と思わしきモデル。
 子供には人気が高そうだ。


 プレイステーション3のゲーム「グランツーリズモ5」のデモ。実際に対戦ができる。あのトヨタのハチロクも収録されているというが、筆者は、その前にプレステ3を手に入れなければ…、と思ったのだった。

 ブログでは、全部で5回分を費やしたが、これで東京モーターショー2011をすべて回りきったことになる。ひとつの注目モデルに集中しているネットの記事もあるのだが、筆者のはいわば、「全方向俯瞰型」。既に終わってしまったが、興奮冷めやらぬ間に、余韻を楽しんでいただければ嬉しい。

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2011年12月13日 | |

カテゴリー:イベント

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