フォード フォーカス



フォードホームページより画像引用(http://www.ford.co.jp/cars/new-focus)

 フォード フォーカスのフルモデルチェンジは2011年という。日本ではシーラーの整備が行われていた関係で、2013年のデビューとなったわけだが、ともあれ、輸入車の選択肢が増えたことには間違いない。あれから10年くらい、新型フォーカスの魅力はどこにあるのだろうか?

 まずは、フォーカスの大きさから。欧州でうところのCセグメントで、同じクラスの中では、ヨーロッパの各メーカーの主力車種が群雄割拠しているわけで、いわば、現在のヨーロッパ的標準サイズと考えてみればよいだろう。このクラスにはフォルクスワーゲンゴルフという有名な車がある。
 ということは、アメリカ車としては非常にコンパクトな部類になる。言うまでもなく、フォードはアメリカの自動車メーカーだが、一般的にアメリカ製のコンパクトカーがヒットした試しはなく、そういう意味でフォーカスは孤高の存在のような印象がある。もっとも、車自体はタイで製造されているのだが…。
 初代フォーカスの目を引くシャープさはないものの、ボディーのプレスライン、大きなフロントのインテーク、リアスポイラーに穴がああいているあたり、スポーティな車が好きな人の心をくすぐる部分をもっている。欧州では人気の5ドアハッチバックで、日本では人気がないのだが、このボディスタイルは人が思うよりも実用的であることも忘れてはいけない。
 現在、日本のディーラーで取り扱っているのは「Sport」1種類のみ。これが国際的標準ではなく、足回りがスポーツドライブ指向に振られているのが特徴。カラーバリエーションは少なくなく、有彩色も選べる。装備は輸入車の常としてフル装備、最近の傾向として、衝突防止システムまで装備されている。内装の充実度も高く、シートはハーフレザー、メーターのデザインもよいし、オーディオも必要十分なものがおごられている、――車外品のオーディオをつけるのは相当苦労しそうなインテリアデザインとなっているが…。
 1380kgのボディに170PSのエンジンは必要十分どころか、快活なドライビングが可能。得てしてレビューの評価は高いが、一般的に輸入車であればどのモータージャーナリストも絶賛する、――たとえフォードであっても、である。筆者はフォードが嫌いなわけではないが、欧州車の濃いキャラクターの中では薄味に思えてしまうのも事実なのだ。
 だから、日本では、フォルクスワーゲンをはじめとする欧州車に対して、どれだけ主張できるかが課題だろう。価格は安いとは思わない。ゴルフはもちろんのこと、ベンツAクラスまで視野に入るからだ。
 欧州車のフィーリングを好まないのであれば、フォーカスの選択肢はある。車自体は決して悪いものではない。

・スペック
 全長×全幅×全高:4370mm×1810mm×1480mm
 車両重量:1380kg
 エンジン:MGD(DOHC 直列4気筒DOHC1998cc)
 最高出力・トルク:125kw(170ps)/6600pm・202Nm(20.6kgm)/4450rpm
 駆動方式:前輪駆動
 価格:\2,930,000

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2013年8月4日 | |

カテゴリー:フォード

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