日産リーフ G

自動車業界は、エコロジーと低燃費一色で、それを唱えば、何事もまかり通りそうな傾向すら見受けられる。
そのような中、ハイブリッドで後れを取った日産から、純粋な電気自動車「リーフ」が登場した。


電気自動車なので、従来のガソリンエンジンを用いた自動車の概念は当てはまらない。

エンジンとモーターとでは、トルク特性ひとつとっても、全然異なるのだ。

実際、リーフには排気のマフラーがない。むろんガソリンタンクもないわけで、座席の下やフロアにリチウムイオン電池が配置され、これは低重心化にも一役買っているそうだ。

外観は、ごく普通の2ボックハッチバック。電気自動車だから、これまでのボンネット、キャビンにわかれているエクステリアにも革命が起きそうなものだが、それを期待するのはちょっと早いか。曲線を多用したキャラクターラインなど、ちょっとほのぼのとしたところがある。正面は平凡な日産顔だが、リヤデザインは、ちょっと日本車離れしているというか、親会社のルノーに通じるものが感じられ、新しさを感じてなかなかよいものである。

ただ、寸法は、もう一回り小さくてもよかったかもしれない。
大人4人なら余裕過ぎるほどの室内スペースがあるのだ。

そのインテリアも、ベージュを基調とした明るいもので、リーフのキャラクターとマッチしている。先程も書いたが、かなり大柄な大人が4人乗車しても、十分なゆとりがある。
確かに。リーフの全幅は1770mm。欧州の2ボックスで言えばCセグメントになり、たとえるなら、フォルクスワーゲンのゴルフと同じくらいのサイズなのだ。
装備も必要にして十分、ディーラーオプションのフォグランプは、好みに応じて付けるかやめるか、選択肢はこのくらいだろう。ここに採り上げたGグレードは、ETC車載器も専用のスペースに標準で装備されているのだ。
運転席に座ってみると、昔の言い方で「近未来的」がぴったりくるようなインパネのデザイン。ステアリングの上下から見るようなデザインは、視認性がよい。ちなみに、運転席からボンネットは見えないが、左右の見切りは、ヘッドライトの角で確認できる。


しかし、リーフにより、電気自動車の課題も見えてきた。
JC08モードでの航続距離200kmは、正直心許ない。
エアコンやヘッドライトなどの電装品を使うことで、航続距離は減り、渋滞に巻き込まれていても、少しずつ電力を消費すること、この辺は、ハイブリッド車と違うところである。市街地はよいが、高速道路で長距離を走行するような走行シーンが多い人は、ちょっと悩まなければいけないところである。
普通充電8時間は致し方ないが、そのための電力は、
「ちょっとしたエアコン1台分」
必要(200Vの15Aだから、3000w)であることも考慮しなければならない。
その他、充電スポットが都心部だけでなく、地方にも普及するかなど、心配の種はいろいろあるけれども、「一種の電化製品」と考えると、10年、いや5年後にどうなっているか、我々の予想以上に進歩する可能性だってあるのだ。

・スペック
全長×全幅×全高:4445mm×1770mm×1470mm
車両重量:1550kg
原動機:EM61
最高出力・トルク:80kw(109ps)/2730~9800rpm 280N・m(27.6kgf・m)/0~2730rpm
駆動方式:前輪駆動
価格:\4,060,350

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2011年10月22日 | |

カテゴリー:日産

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