トヨタ ポルテ/スペイド


トヨタホームページより画像引用(http://toyota.jp/porte/index.html http://toyota.jp/spade/index.html)

 トヨタ・ポルテは「プチバン」と呼ばれるカテゴリに属する車だが、2012年7月にフルモデルチェンジされ、2代目となった。同時に、スペイドが兄弟車として新たに登場したが、基本的にトヨタ店で発売されるのがポルテ、ネッツ店、カローラ店で販売されるのがスペイドで内容は同一、ただし、フロントデザインは若干異なり、ポルテは女性っぽく、スペイドは男性っぽい印象を与えている。
 登場からしばらく時間が経過しているが、実は個人的にはちょっと注目の1台。どんな車だろうか?
 解説を行うことにしたい。


 トヨタは、今や世界でも1、2を争う大自動車メーカーだが、時に時代をリードするような大胆な車種を登場させるので、筆者自身は、一般の人が言うほどに、トヨタを保守的とは思っていない。
 ――いや、「プチバン」というカテゴリだって、トヨタが生み出したもので、同じカテゴリに属する他のメーカーは? …と尋ねられたら、国内的にも国際的にもちょっと思いつかない。
 国内専用車であるからして、ライバル車のひとつやふたつ、存在しないとかえって困ることになるのだが、助手席にスライドドアを備えた車となると、ポルテ/スペイド以外に選択肢はない。
 そう、この車の最大のセールスポイントは、その助手席スライドドアで、その使い勝手があってこそポルテ/スペイドなのであり、スペイドの登場により、これまた小型車なのにスライドドアを備えたラウムという車種は製造中止になったのだ。実は、ラウムも、このクラスで初めてスライドドアを備えた車であり、当時としては先進性があったのである。
 一応スペックについても触れると、エンジンは1.3リッターと1.5リッターが用意され、カラログ状の燃費は1.5リッターの方が上というもの。サイズは5ナンバー枠に余裕で収まり、短い全長とあいまって、コンパクトカー並みのサイズに広い室内となっている。モデルチェンジにより、全高は下がったが、その分フロアを下げることにより、室内の高さは低くなっていないところもポイントとなる。
 先にも書いたが、ポルテ/スペイドの最大の特徴は、助手席スライドドア、これはおそらく、一度慣れてしまったら、通常のドアが不便に感じるくらいで、ゆえに、
「買い物専用なら最強ではないだろうか?」
 なんて、筆者は考えてしまう。
 このインパクトは、とかく運転席での感想しか語らない凡百のモータージャーナリストの書きたがる、ステアフィールとか、エンジンの官能性などをはるか隅に追いやるほど、それこそ、このスライドドアの前には、どうでもよいもの的扱いをされざるを得ないほどのものがある。しかも電動式。車を買い物で使うことがメインなら、そのための道具としてつきあうのであれば、結構よいのではないだろうか?
 下手な軽自動車よりも力とスペースで勝り、その軽自動車ですら持たない然関スライドドアの便利さを持つ。使い勝手という面では随一の個性と実力を持り、エンジンも、カローラと同一なので、信頼性や耐久性には期待してよいだろう。
 それだけ、助手席のスライドドアは、メインで使うのが奥様方であれば、相当な説得力を持つのである。 

・スペック
 全長×全幅×全高:3995mm×1695mm×1690mm
 車両重量:1100~1160kg
 エンジン:1NZ-FE(DOHC 直列4気筒1496cc) 1NR-FE(DOHC 直列4気筒1329cc)
 最高出力・トルク(1NZ-FE):80kw(109PS)/6000rpm 136Nm(13.9kgm)/4800rpm
 最高出力・トルク(1NR-FE):70kw(95PS)/6000rpm 121Nm(12.3kgm)/4800rpm
 駆動方式:前輪駆動
 価格:\1,450,000~\1,740,000

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2013年3月5日 | |

カテゴリー:トヨタ

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