フォルクスワーゲン ゴルフ



フォルクスワーゲンホームページより画像引用(http://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golf.html)

 ゴルフはフォルクスワーゲンの顔的存在であり、中核的役割を持つモデル。そのゴルフがフルモデルチェンジを行った。現時点で正規ディーラーから購入できるのは1.2TSIのみで、今後のバリエーション拡充が期待されるが、新型は、どのような車になった乗ろうか?

 新型ゴルフは、新しい製造方法を取り入れてボディ剛性の強化、軽量化を実現し、エンジンも排気量こそ先代と変わらないものの、全くの新型を投入している。その結果、車重は1200kg台に収まり、この軽量化は運動性能の向上と低燃費にも大きく貢献するという。見た目は昔からのゴルフの基準から何ら変わりはないが、中身は大きく進化したものとなっている。
 実は、フォルクスワーゲンは、燃費向上に対しては積極的な開発を行っていて、歴代のゴルフのスペックを見ていると、その時々の最適な燃費をめざして排気量が大きくなったり小さくなったりしている。新型は1.2リッターターボ。それでも1.8リッター相当の出力を発揮するようにできている。小排気量エンジンにターボチャージャーの組み合わせは、欧州車のトレンドともいえるが、世界的に見れば、新世代のディーゼルエンジン搭載車もある点にも触れておきたい。トランスミッションは7速ATへと進化しているが、日本車ならCVTが搭載されるに違いない。一長一短はあるけれども、DSGなど多段式の方が人間の感性には合うようだ。
 そう、外観は、ゴルフをデザインする上での重要なアイコンとなる太いDピラーを持った5ドアハッチバックで、一見すると、モデルチェンジ前との変更はわずかにも見える。ただし、インテリアは全くの別物で、シートのデキやインスツルメンタルパネルの質感など、ほぼすべてのモータージャーナリストが絶賛するのも理解できるし、プレミアムコンパクトでなく、量販車であるはずのゴルフにこの質感が与えられたところも、時代の変化というべきだろうか? 歴代のゴルフにはなかった特徴でもある。
 スペックには最も売れるだろう1.2リッターを表記したが、1.4リッターモデルもある。こちらには気筒休止機能があり、100km/hくらいで一定の速度で走行していると、2気筒で走るようになるもの。このように、燃費と環境には最大限の配慮がなされているし、だから、日本でもエコカー減税の対象になっている。最も安いグレードを選択すれば249万円と、決して無駄に高価ではないところも魅力的。
 ところで、日本人が外国の車を敢えて買って乗るということは、日本車にないものを求めているということになる。身近なものでいうならば、
「国産車など選ばないインテリな自分」
 という雰囲気だろうか? 続いては、
「ヨーロッパの車は品質が高い」
 という先入観で、他人に自慢できるブランド製を求めるのであれば、フォルクスワーゲンというメーカーの車は大衆車過ぎるところがある。
 運転してみればわかるがボディの剛性は高いけど、それがどうしたという気もしないではない。運転が好きでそれを求めるのであれば、
「ちょっと違うのでは?」
 と、咎めたくなるところもある。
 オーナーになったら最低10年は乗り続けてみないと、ゴルフの良さはわからないだろうし、部品の供給とディーラーのサービスが継続されていると想定したら、平気で30年は使えそうだ。新車で買うのもよいが、未だに10年以下で車を買い換えると強要されている日本人に対しては、そのあたりちょっともったいない気もしないではない。
 ファッションで乗るなら一番安いグレードを、運転を楽しむのであれば、今後輸入される予定のGTIなどスポーツモデルを待つべし……、というところだろうか?

・スペック
 全長×全幅×全高:4265mm×1800mm×1460mm
 車両重量:1240kg
 エンジン:CJZ(DOHC 直列4気筒DOHC1197cc)
 最高出力・トルク:77kw(105ps)/4500-5500rpm・175Nm(17.8kgm)/1400-4000rpm
 駆動方式:前輪駆動
 価格:\2,490,000-2,990,000

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2013年9月15日 | |

カテゴリー:フォルクスワーゲン

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